元ネタさんはこちらです。
90年代に音楽シーンを席巻した小室哲哉プロデュース楽曲の数々。
20年が経過した現在でも、時折聴きたくなる小室プロデュース曲を5曲紹介します。
もちろん、異論は認めます(笑)
BOY MEETS GIRL
TRF(1994)
TRF中期の代表作。
128万枚の売り上げを記録した、黄金期の一作です。
(ちなみに、TRFとしてのシングル売り上げ第3位。第1位はCRAZY GONNA CRAZY、第2位はsurvival dAnce〜no no cry more〜)
東南アジアを思わせるサンプリングSEのイントロから、爽やかなピアノリフ、軽快な4つ打ち、ラストの転調。
THE小室サウンドのど真ん中を行く感じが、今でも耳に心地よいです。
WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント
H jungle with t (1995)
H jungleこと、ダウンタウンの浜田雅功と小室哲哉のコラボシングル。
売り上げは驚異の213万枚!!
90年代のイギリスクラブシーンでやや流行りだったジャングルというジャンルを取り入れた、当時としては斬新だったはずな楽曲。
がしかし!
そこは小室マジック!
BPM160という高速なリズムを倍にカウントして(BPM80)メロディアスな旋律をあてることで、疾走感がありつつも哀愁漂う歌謡曲として作り上げました。
楽曲の完成度が高すぎて、時々無性に聴きたくなりますね。
ちなみに、2曲目のH jungle mixは、ジャングル感が強調されていて聞き応えがあります。一味違ったWOW WAR TONIGHTです。
Feel like dance
globe(1995)
globeの数ある名曲からは、デビュー曲のFeel like danceを選曲しました。
DEPARTURESと迷いましたが、何と言ってもデビュー曲としての小室哲哉の本気を感じさせる曲ということで、この曲を選びました。
とても緻密にできていると感じます。
とにかく、リズムパートだけ聴いても、スネアドラムが何種類鳴ってるの!?というくらい重厚に重ね合わせられていることがわかります。
ピアノも、多分オクターブ違いで2種類鳴ってる?
それでも、ガチャガチャに聞こえないのは、MIXの巧さだと思います。
小室哲哉と90年代多くの楽曲で組んでいるDAVE FORDの絶妙なMIXによって、これだけ多くの音が同時に鳴っていても耳に心地よく聴こえます。
ぜひヘッドフォンで聴いてほしい一曲です。
CAN YOU CELEBRATE?
安室奈美恵(1997)
言わずと知れた、安室奈美恵が歌う結婚式定番ソング。
小室哲哉プロデュース曲では最大のヒットを記録し、229万枚を売り上げました。
この頃の小室プロデュースソングは、重厚サウンドをさらに極めていてオーケストラアレンジが多く見られた時期でした。
華原朋美の歌う「I’m proud」や、hitomi「by myself」、globe「on the way to YOU」など、すてきなバラード曲が数多くあります。
その中でも、知名度も完成度も際立って高いのがこの曲。
葉加瀬太郎さんとのコラボ版もリリースされているので、一番好みのバージョンを探してみるのも面白いかもしれません。
恋しさとせつなさと心強さと
篠原涼子(1994)
何年たっても、何度となく聴き返してしまうのがこの曲です。
下記の記事でも紹介しましたが、何と言っても転調が秀逸すぎるというのが時々無性に聴き返したくなる最大の理由です。
小室哲哉プロデュースの名曲の多くが持つ共通する魅力のひとつが、イントロではないかと思います。
スネアから始まるあの1小節があることで、曲としての第一印象を聴き手の耳に強烈に焼き付けます。
TRFの「寒い夜だから…」や、華原朋美「I BELIEVE」、安室奈美恵「You’re my sunshine」など、名曲だなぁと思わせる曲は、どの曲もイントロが印象的です。
ちなみに、このYouTube動画は、シングルと少しアレンジが違う気がします。
リズムトラックがほんの少し違っているのでしょうか。
ぜひシングル盤と聴き比べてみてください。(私の聴き違いかもしれませんが)
篠原涼子 with t.komuro
価格: 250円
posted with sticky on 2016.5.3