あえて「ハメ」を外そう!私が子ども達に伝えたいたった2つのこと

雑記

ハミの歴史教室には、さまざまな子ども達がいます。大人しい子、真面目な子、賑やかな子、わんぱくな子、意地悪な子、ふさぎがちな子・・・・

 

学年の初めや、1月の年頭所感として、私が子ども達に必ず伝えていることがあります。それは、「ハメ」を外そう!ということ。

 

え!?ハメを外したらだめだろう!

 

そう思われるでしょう。

 

私の言う「ハメ」を外すとは、一般的な「羽目を外す」とはすこし意味合いが異なるのです。

 

あえて「ハメ」を外そう

 

「ハメを外す」と聞くと、ネガティブな印象を持たれるかもしれません。そもそも「羽目を外す」という言葉の語源は、馬術で使う馬具の一つで馬の口に当てて操縦するための「はみ”(馬銜)」を外す、つまり馬が自制心を失いコントロールが効かなくなるということから、「調子に乗って度を越す」といった意味に転じたということだそうです。もちろん、子ども達に「調子に乗ってくださいね」と言っているわけではありません。「ハメ」を外すとは、

 ハ...『はずかしさ(羞恥心)』を外そう
 メ...『面倒臭さ(怠惰な心)』を外そう

 

というスローガンの頭文字をとったものです。

 

子ども達に障害となるもの

小学生も高学年になってくると、少しずつ自分が見えてきて、目標に向かって努力することに対して、羞恥心や怠惰な心が邪魔をすることがあります。

(ハ)授業中、意見が思い浮かんだけれど、間違えたら恥ずかしいからやめておこう。

(メ)ゴミが落ちてるな。いいや、面倒臭い、だれかが拾ってくれるだろう。

道徳の時間には、正しいことが正しいと理解できます。

しかし、実生活では、この「ハメ」が正しい行動を抑制しがちです。かく言う大人の私たちでさえ同じことが言えるのではないでしょうか。

 

子ども達から「恥ずかしさ」と「面倒臭さ」をきれいさっぱり拭い去ってしまえば、自分らしく、毎日を有意義に過ごすことができるはずです。

 

欅坂46のヒットソングに見る警鐘

欅坂46 『サイレントマジョリティー』

 

紅白歌合戦にも出演した「欅坂46」のヒットソングに『サイレントマジョリティー』という曲があります。作詞家でプロデューサーでもある秋元康氏は、米37代ニクソン大統領の演説から発想を得、現代の子ども達への警鐘と期待を込めてこの曲を作詞したそうです。

どこかの国の大統領が言っていた

声を上げない者達は

賛成していると

選べることが大事なんだ

人に任せるな

行動しなければ

NOと伝わらない

 

自分の思いを、あきらめずに相手に伝えること。

マイノリティー(少数派)であっても、自分の意見を表現する勇気を持つこと。

サイレントマジョリティー(声を上げずに多数派に紛れる者)にならないこと。

 

これからを担う子ども達にそんな力をつけていってほしい。

 

先日、あるブログ記事にとても共感したので転載します。

「日本のどこがダメなのか?」に対する中国ネット民の驚きの回答(安田 峰俊)
中国の検索サイト『知乎』から見る、中国と日本の関係。中国人は日本の何に興味があるのか? 中国人の思う日本の駄目な部分とは? ノンフィクション作家・安田峰俊が分析する。

その中の7つ目。

 

日本人はとにかく組織に架空の責任を負わせたがり、個人の責任を宙に浮かせたがる。

トラブルが起きたときはみんなで「どうしよう」と言い合うが、誰ひとりとして問題を解決しようと勇敢に立ち上がることも、みんなで団結して問題に蹴りをつけようとすることもない。

 

この辺に、日本特有の課題が現れているような気がします。

 

あえて「ハメ」を外すこと。

子ども達にはもちろん、自分自身への戒めとしても大事にしていきたいと思うのです。

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