子どもが変わる!私が心がけている5つの叱り方

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職業柄子どもと接する時間が多いので、時には強く叱らなければならない場面があります。友だちにいじわるをしたとき、ずるいことをしたとき、人を傷つける事をしたとき、命に関わるような過ちを犯したとき、ルールを守ることができなかったとき…

私が子どもを叱るとき、いつも心がけている5つのルールがあります。いわば、「叱るルール」であり、子どもの心に「あぁ、いけない事をしてしまった。」「まずいことをした、次は直したいな。」と改心してもらえるように気を遣っている最低限のルールです。

あなたはしていませんか?こんな叱り方

子どもを叱るとき、子どもの自尊心を傷つけたり、自己肯定感を著しく損なうような言い方をしたりしていませんか。相手のよりよい行いを引き出すための「叱り」であるはずが、叱り方を間違えると真逆の結果を生み出してしまいます。

以下のような叱り方は、子どもを傷つけ、大人への恐怖心を煽り、子どもの改心を促すことができない叱り方と言えます。

・主語が「あなた」である叱り方

「どうして(あなたは)こんなことをするの!」
「まったく、(あなたは)バカな子ね!」

・今叱っていることとは別の事案を持ち出す叱り方

「いつも同じ事をして!昨日も…」
「この前は、〜をしたばっかりじゃない!」

・人格を否定するような叱り方

「こんなこと、犬でもできるぞ!」
「こんなバカなこと、幼稚園以下だな!」

子どもが変わる、5つの叱り方

子どもを叱るとき、何かが気に障ったり、直して欲しい、やめて欲しいと思ったりしていることが発端になっているはずです。子どもには率直に「やめて欲しいこと」「直して欲しいこと」を伝えることが大切だと考えています。

以下に挙げたものが、私自身がいつも心がけている、子どもを叱るときの5つのルールです。




1:「どうして欲しいのか」を伝える

何が気に障ったのか、何が嫌なのか、どこを直して欲しいのか、どうして欲しいのかを分かりやすく簡潔に伝えるようにします。

先生が説明しているから、おしゃべりしないで!
授業中に(あなたは)おしゃべりばかりして!
自分が使ったものは、自分で片付けて!
(あなたは)片付けもできないの?まったく!




2:『わたし言葉』で叱る

子どもを叱るとき、どうしても「あなた」が主語になりがちです。主語が「あなた」になると、相手の悪い面を伝える結果となってしまい、「言う通りにできないあなた」「ダメなあなた」「悪いあなた」というメッセージが発信されてしまいます。

主語を「わたし」に変えることで、「わたしはこうして欲しい」「わたしはあなたにこの点を直して欲しい」というメッセージに変換することが大切です。

こんなことをされたら、きっと誰でも嫌な気持ちになると(わたしは)思うな。

こんなずるいことをするなんて、(わたしは)がっかりだよ。

こんなひどいことをしたの!?まったく、(あなたは)どうしようもないな!

(あなたは)ずるいやつだ!あきれたやつだな!




3:叱りながら褒める

叱るときは、その子の普段の「よさ」と対比しながら叱るようにします。結果、子どもは、自分のしてしまった『悪さ』と、自分の中にある『よさ』を客観的に比較することになり、改心を促しやすくなります。

君のこと、すごく期待していたんだよ。こんな事をしたら、折角の君のよさが台無しになってしまうと思うな。
みんな、君のことを慕っていて、君のことを目標にしている友だちもいるよ?そんな事をしたら、いけないことも真似されてしまうじゃないか!




4:『感情的』ではなく『情感的』に叱る

どうしてもカッとなると、相手を大声で怒鳴ったり、罵声を浴びせたりしてしまいがちです。しかし、これでは相手を萎縮させてしまうだけで、「何がいけなかったのか」「何を直さなければならいのか」「相手はどうして欲しかったのか」という大切なことを子どもに伝えることができなくなってしまいます。

叱るときには、感情的にならずに『情感的』、つまり、『人の心に訴えるような、しみじみした感じ(デジタル大辞泉より)』で叱ることが大切です。

子どもの両手を自分の両手で包み込み、目をじっと見つめ、真剣に窘(たしな)めるように叱る方が、怒鳴って聞かせるよりもずっと効果的な場合があるのです。




5:1度叱ったら、3度は褒める

子どもは、叱ってばかりいる大人の言うことは聞きません。もちろん、言うことを聞く場合もあります。しかし、それは大人に対する恐怖心や、「叱られたくない」という逃避行動からであることが多いのです。

子どもを1度叱るなら、その前に3回は褒めるようにします。子どもはよく褒めてくれる大人からの叱責ほど、自分の行いを悔い改め、直そうとするものです。

どんな些細なことでもよいのです。自分ですすんで何かをしているとき、友だちにやさしくしているとき、当たり前のことが当たり前に出来ているとき、小さな「よい所」をすかさず捉え、褒めるようにします。

褒めすぎて子どもがつけあがることはありません。子どものよさをつぶさに見つけ、丁寧に褒めていくことが、いざ子どもを叱るときの威力を増大させるのだと思います。

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