国語光村4年『春のうた』指導案

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光村図書の国語4年生の冒頭詩『春のうた』

あたたかな春にひょっこり現れたかえるの心情をとらえた、かわいらしい詩です。

1時間の指導の流れをまとめてみました。参考にしていただければと思います。

指導の流れ

まずは、進級した喜びと、これから国語を意欲的に学習していけるよう、1年間の学習の見通しや頑張りたいことなどを自由に話し合ったり発表したりします。

教科書は閉じたまま、発問します。

これから、教科書の詩を先生が読みます。ある生きものが出てくるけど、何だか分かるかな。

子どもたちは、「ケルルン」「クック」などの擬音語から、かえるが答えであることに気づきます。この詩の登場人物が「かえる」であることを押さえます。

この詩の登場人物は「かえる」だね。では、「時」や「場(場所)」はどうだろう。

「かぜはそよそよ」「いぬのふぐり」などから、「時」が「春」であることに気づく子がいるかもしれません。「場」についても、「草原、地面、水の外、土の上、穴の外」など、思い思いに想像し、発表させます。一通りの意見が出たら教科書を開き、題名やリード文から「時」=「春」、「場」=「地上」であることを押さえます。

では、詩を音読してみましょう。

一人読みや、ペアで交互読み、マル読みなど、様々な方法で詩を楽しみながら音読します。

かえるは、なぜ「まぶしい」のだろう。

かえるは越冬するため、冬の間は冬眠しています。知らない子もいるでしょうから、知っている子に説明させたり、教師が助言したりして冬眠について押さえます。

さらに、暗い土の中からしばらくぶりに地上に出てきた様子を想像させます。太陽の光を久しぶりに浴びたかえるの気持ちを読み取ると、「まぶしい」理由につなげることができます。

かえるは、なぜ「うれしい」のだろう。

これも「まぶしい」と同様、ずっと暗い地面の中にいて、やっと外に出ることができた開放感や躍動感を読み取ることができるようにします。

「いぬのふぐり」ってなんだろう、知っている人はいるかな。

身近な植物で、校庭でも見つけることができるのですが、意外と名前を知らない子どももいます。実物を見せたり、写真などで確認したりするとよいですね。

「おおきなくも」って書いてあるけど、「くも」って、どっちの「くも」?

ほとんどの子どもたちは、「くも」=「雲」と捉えているでしょう。しかし、この場合、「くも」=「蜘蛛」としても見ることができることに、詩のおもしろさ、読み取りの多様さなどを味わうことができます。

また、蜘蛛はかえるが補食する「エサ」であることも押さえると、冬眠で腹ぺこなかえるが、エサである「蜘蛛」を見て喜ぶ姿を想像する事もできます。

では、もう一度、様子を思い浮かべながら音読しましょう。

音読の際には、読むスピードや声の大きさ、抑揚などに気をつけると、さらに詩のよさを味わうことができます。

歌で味わう「春のうた」

草野心平の詩に、メロディをつけて歌を作ってみました。
詩を読み取り、じっくり味わった後に歌ってみてはいかがですか。

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