Photoshop Elementsで10分!写真を多色版画に加工

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画像を加工するソフトの中でも最もシェアが高いPhotoshop。その廉価版が『Photoshop Elements』です。今回は、パソコンにプリインストールされている事も多いこのソフトを使って、写真を簡単に多色版画風に加工する方法をご紹介します。

小学生でも、高学年(5、6年生)であれば、PCの基本的な操作を予め学習しておけば難なく完成させることができます。

※私が使っているPhotoshop Elementsは、かなり古いもので、Photoshop Elements 4.0(驚)です。

多色版画風の写真の作り方



写真を用意する

まずは、版画風に加工したい写真を用意します。

今回は、こちらのサイトから写真を使わせていただきました。
http://free-images.gatag.net/

Photoshop Elementsを起動する

まずは、Photoshop Elementsを起動し、加工したい画像を開きます。

レイヤーを複製する

新規レイヤーを、多色刷り版画の色数分用意します。
今回は、6色で作ってみました。



レイヤーパレットから、「新規レイヤーを作成」アイコンをクリックします。

開いた画像を、全てのレイヤーにコピー・ペーストします。
(もちろん、レイヤーを複製して同様の動作を行っても構いません。)

レイヤーの選択・可視化

編集するレイヤーを選択します。
編集は、最下層のレイヤーから行っていきます。

目のアイコンをクリックし、編集中のレイヤーのみを可視化します。

2階調化

レイヤーを2階調化します。

フィルタ>色調補正>2階調化

しきい値の設定

境界のしきい値を設定します。
おおよそ、50〜250の範囲で、多色刷りの色数(レイヤー数)分に均等になるように設定していきます。

12色刷りの場合
12層—50
11層—70
10層—90
9層—110
8層—130
7層—150
6層—170
5層—190
4層—210
3層—230
2層—240
1層—250
6色刷りの場合
6層—50
5層—90
4層—130
3層—170
2層—210
1層—250
4色刷りの場合

4層— 70
3層—130
2層—190
1層—250

3色刷りの場合
3層—50
2層—150
1層—250

黒い部分の選択

2階調化した黒の部分を選択します。

まずは、自動選択ツールをクリックし、画像の黒い部分をどこでも良いのでクリックしましょう。

近似色を選択

黒の部分が破線(点線)で囲まれたら、同じ黒部分を一括処理で全て選択します。

選択範囲>近似色を選択

もし、選択が不十分だったり、一部の黒だけ選択に含まれないような場合は、許容値の値を上げて再度近似色を選択します。

新規レイヤーに版を作る

レイヤーパレットから、新規レイヤーを作成します。

ツールバーの『描画色の設定』をクリックし、版の色を決定します。

大まかな色合いをグラデーションバーから選び、版ごとに『薄い色→濃い色』へと変化させるときれいな仕上がりになります。

ツールバーの『塗りつぶしツール』を選択し、選択範囲を塗りつぶします。

版の完成と、手順の繰り返し

これで、版が完成しました。

同様の手順を、版の枚数(レイヤーの数)分くり返します。

その際、「2階調化のしきい値」と、塗りつぶすときの「」を変更するのを忘れないでください。

手順

レイヤーの選択・可視化

2階調化(その都度、しきい値を変更

黒部分の選択(自動選択+近似色の選択)

新規レイヤーの作成

色の選択(その都度変更)と、塗りつぶし

Escをクリックし、選択範囲を解除

不要なレイヤーの削除

すべての版を作成したら、不要になったレイヤーを削除します。
最初に作成した6つのレイヤー(この場合は「背景」「レイヤー1」〜「レイヤー5」の6つ)を削除します。

作品の完成

6版くらいの画像作成なら僅か10分足らずで、素敵な多色刷り風の写真が完成しました。

すこし進んだ画像の編集技

2階調化で画像を加工すると、どうしても輪郭がギザギザになってしまい、ざらついた感じの仕上がりになってしまいます。
そこで、画像にフィルターをかけて輪郭を単純化し、滑らかな作品になるように編集してみます。



カットアウトで輪郭を単純化

フィルターのカットアウトを活用して、輪郭を単純化します。

フィルタ>アーティスティック>カットアウト

版を作成する手順の、2階調化の直後にこの手順を加えます。

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